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蒼雅「私の地獄耳舐めちゃいかんぜよ?」
八雲「…あぁ、アンタってつくづくチートキャラだわ」
蒼雅「褒めんなよ。で、その会話なんだけど、途中からしか聞いてないから内容はイマイチ分からないのよ。まぁこんな会話だったよ」
私はあのとき聞いた会話をまんま真似てみた。
――――――――――――
執行部員『…そう。ならやはり新たな秩序を創り出すしかないのね』
黒服女『えぇ。…多分学園内部で留めることはできないと思う』
執行部員『と、言うと?』
黒服女『この国の全てを巻き込む事になるかもしれないわ』
執行部員『ふふっ。そんなことで躊躇ったりしないわ!私達は世界を又にかけようとしてるのよ?この国ごとき私達の世界進出の布石になるのがお似合いよ!』
黒服女『肝が据わってるわね。私には到底出来ないことね』
執行部員『何をいってるの?貴女はこの計画に一枚噛んでるのよ?言わば貴女はもう共犯者の一人なんだから』
黒服女『あらら。もう手遅れだったのね』
執行部員『ふふふっ』
黒服女『ふふっ』
――――――――――――
蒼雅「と言う会話だったんだけど…て、どうしたん?」
八雲「…アンタにはつくづく驚かされるわぁ」
蒼雅「はぁ?」
こいつは何をいってるんだ?
八雲「アンタ、演技とか物真似も上手いのね…。何でもできるんだなぁ」
蒼雅「数多くの趣味の1つが演劇だからねぇ」
八雲「本当にチートね、アンタ。…んで、今の会話で分かったことが3つあるわ」
蒼雅「え、マジで!?」
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