1話 最悪なお出迎え

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蒼い海がどんどん町の風景に変わっていく やっと町らしい感じが出てきてホッとする 蒼い海は確かに綺麗でずっと見ていたい程だけど…さすがにね 町が見えたということは終点が近くなっていると考えていい だから余計に気分が良好だ 「ん?もう着いたか」 まるで早くついたかのような口調は自分でも間違っていると思う 実際三時間以上はかかったわけだし 屁理屈言ってても仕方がないので僕は電車を降りて改札口へ向かう 思ったより田舎だと言うことに気づかされる 改札口が機械ではなくて人なのだ
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