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切符を手渡しで駅員さんに渡して町に入ろうとしたとき不意に駅員さんに声をかけられる
「ようこそ!聖憂へ!」
その柔らかな笑顔に僕はここに来て本当に良かったと心から感じた
本当に あれが起こる前までは
まるでお店に入るような歓迎を受けたのでおどおどしてしまう
都会ではこういう経験は出来ないから緊張するのも当たり前
長い道を地図を頼りに進んでいく
道は坂だの曲がりくねった道だのなんだか疲れさせられる
でも渡りきった辛い道の後にはきっと希望の光が待っている
そう信じてわたり続けた
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