プロローグ

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「瀬戸さん、瀬戸さん。いいモノ見つけましたよ。」 店員が威勢よく話しかけてきた。 「あぁ、新しい台入った?」 台から視線を逸らさずに言った。 「違います、これです、これ。」 店員はチラシをヒラヒラと俺の顔の前でちらつかせた。 俺は、手を動かしながら、チラシに目移りさせた。
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