プロローグ

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「なんですかコレ、胡散臭い。絶対イヤです。」 チラシを店員に差し出し言った。 「面白そうじゃないですか。やってみる価値はありそうですよ。」 店員は、笑顔で答え、チラシを俺の方に押し戻した。 「大体誰からもらったんですか、こんなモノ。」 「店の前に落ちてたんですよ。こういう賭け、僕は嫌いじゃないですよ。」 俺は、とりあえずチラシを受け取った。 その日は、もちろん大負けした。
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