バリトンサックス

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曲が始まった。 私は、先生に言われたように、ショウ先輩の音をよく聞いて混ざるように吹くようにした。 さっき注意された伸ばしの部分。 バリトンサックスでは、最低音の『ラ』の音で、実音C(ツェー)である。 四小節タイで繋がっている。 かなり鬼畜。 私にはそんな肺活量ないよー 頑張って二小節。 でもショウ先輩はブレス無しで伸ばしてる。 男子の肺活量欲しいなって思った。 私は合奏中、ショウ先輩がかっこいいって思った。 でもバリトンサックス吹いていたからだ。 このときは、まだ恋愛感情なんて全くなかったと思う。 アイラにはバリトンサックス吹いてる人みんながかっこよく見えた。 人っていうか楽器がね!!笑 今もだけど☆
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