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約二十分後
ふ…
俺は、俺は…
「耐えきったぞぉぉっ!!」
「威張らないの!それにあなた一回いムグッ!!」
慌ててシヤの口を手で押さえた
「しーっ!……ね?女の子がそんなこと言ったらダメだぞ?」
にっこり!
「…………」
こくこく頷くシヤに、手を放した
「ちょっとドキッとしちゃった……ギャップ萌!」
「ふぅー……」
忘れよう!!
こんな黒歴史レベルな恥は忘れてしまおう!!
…………手の感触がっ!
「まぁ私がお風呂に入ってるときに村の娘さん達がサービスとか言ってやられたのを真似ただけなんだけど、ちゃんと出来てた?」
「あぁ、気持ちかった……………って違う!もうこういうことしちゃいけません!」
年頃の女の子なのに!
「ライルがヘタレだからでしょ」
「…………それはすみません」
シヤに気を使わせてどうするんだよ俺は…
「でも、徐々に……ね?頼むよ」
「ふぅ…まぁライルに合わせますか…」
はぁ…暫くは理性の紐をがっちり捕まえておく必要がありそうだ
「そうだ、ご飯にしましょ?」
「あぁ」
ご飯の支度をするシヤに……なんだか新婚みたいだな~とか思ったり…
…………乙女か俺は
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