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「お前らー席つけー単位なくすぞー」
理不尽なセリフと共にシルバ先生がやってきた
お父さんからもらった書類を持ってシルバ先生の元へ
「誰だ?」
「これ読んで」
渡せば直ぐに目を通す
「他のギルド員を庇い呪いを受け、女性になったが……この人物は土方歳夜であると証明する……………………………ハァッ!?」
「というわけだから、呪いがとけるのにどれくらい掛かるかわからないし…しばらくこれでいかせてもらうわ」
「「「「「「はぁぁぁぁぁっ!?」」」」」」
すっごくうるさい!!
「超美人じゃん!!」
「結婚してくれ!!」
「負けた…」
「嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ!!」
ガンッ!!
「誰だ…今シヤに結婚申し込んだやつ…………」
「こらこら、ダメよ?」
「わかった」
まったく、ヘタレのくせに…
静まりかえった教室を見回し
「私はライルの恋人だから、ごめんなさいね?」
宣言してから自分の席に戻った
ライルの満足そうな顔
天野の祝福の拍手
マリアの発狂まがいな奇声
そして、様々な感情入り交じる叫びが学校を揺らした
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