いいえ、楽勝です

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「んじゃ、あんた負けたらボウズな?嫌とは言わねぇよな?なんせ騎士団長様だもんな?俺みたいな素人に負けるなんて万に一つもあり得ないだろ?」 「当たり前だよ!いいだろう………しかし、君が負けた場合は」 「なんもないに決まってんだろ?俺は勝つ方がおかしい試合をするんだから」 ぐぅのねもでない騎士団長 ウケケッ!! 「なるほど、鮮やかな手口だな」 手口言うなよライル 「それでは…トシヤ様、武器はどういたしますか?」 「ん?あぁ……」 マリアに訓練用の武器を貸してもらうフリをしながら、手持ち武器の中でBランク程度の武器を出した 因みに木の棒はCランク 勇者の剣はAランク 俺がテキトーに振り分けた 取り出したのは雷の剣という、属性シリーズの中の一本だ まぁ、能力的にはスピードアップと雷魔法のダメージ軽減というところ 見た目は普通の剣 「さぁ、準備はOKだぜ」 「では、トシヤ様と騎士団長の試合……始め!!」 「もう!歳夜怪我しないでね!!」 「そのナルシストの鼻をへし折ってやれ」 ははっ、かしこまり!
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