小説をはじめから。

《基本ルール》

④三点リーダー、ダッシュ

　――――あれから三年。

　……とまぁ、タイトルのために無理して使おうとしているのが、ありありとしていてかわいいですね。可愛さ余って憎さ百倍みたいな♪

　…………。

　こういう風にテンションのアップダウンが激しい小説は、たいへん読みにくいので、いつも通りさっさと例に行きましょう。

『例』
　――刹那。
　銃口から吐き出された殺意は少年の手によって、弾道を大きく逸らした。
「銃弾を横から叩けばあたらない事は……わかってます」
…………◎

　―――刹那。
　銃口から吐き出された殺意は少年の手によって、弾道を大きく逸らした。
「銃弾を横から叩けばあたらない事は…わかってます」

…………×

　さて、三点リーダーとダッシュは偶数個使用が基本です。その中でも二個で使用する確立が一番高いでしょう。また、いくら偶数個だからと言って八個とかも変なのでやめましょう。
　もうひとつ。
　三点リーダー、ダッシュは使い勝手はいいですが、乱用は禁物です。話が間延びしたり、どこに力を入れて読めばいいのかわからなくなってしまいます。

【まとめ】
・基本は偶数個使用。
・頻出は二個。
・偶数でも多すぎるのは×。
・多々使用すると話の流れが悪くなるので、ここぞと言うときに使用。