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「ーーっ、テメェのが馬鹿だっつうの…」
失礼しちゃうわとか言ったら、次は肩に拳が飛んで来た
俺はその肩パンを華麗に避け、フンッと望を鼻で笑ってやった
不機嫌に歪められる望の眉
でも、何て言うか、望の拳が遅い
「…のぞむん眠い??」
「………悪いか」
正に不機嫌絶好調wwwww
思いっ切り嫌そうな、機嫌の悪い声で言われた
ちょっとビビる俺
こえぇwwwwwwガクブルwwwwwww
「寝てたら良かったのにぃ
まだ時間あるしぃ」
「朝起きたら、お前がベッドにいないから…気になって」
「ちょwwwww
誤解される発言止めろボケェwwwwww」
ちょっと切なそうにそう言っちゃうもんだから、周りのチワワちゃん達が、キャーキャー騒いでる
あの2人付き合ってるんだーみたいなのが凄い聞こえるwww
思わず俺も素で喋っちゃったしw
望は横で欠伸して我関せずだし
ムカつくw
「まぁ、つまり、俺の事心配してくれたんだぁ
ありがとーね、のぞむん」
心配してくれたのは素直に嬉しいので、取り敢えずお礼を言っといた
笑顔も添えてね
「ーっ、はぁ…
又お前は……」
何故か溜め息つかれた
何気溜め息って傷付くなとか思っていると、望に携帯を奪われた
「あ、ちょ、返してよぅ!!」
「お前、又こんなの撮ってんのかよ」
望は画面を見た瞬間、顔をしかめた
あ、因みに又ってのは、よく盗撮してるから←
良い子は真似しちゃ駄目だゾ☆wwww
「良いでしょ~
俺の楽しみの1つなんだからぁ」
俺は返ってきた携帯を大事そうに両手で握った
望はその手元を見てから、またはぁと溜め息
「俺にはお前の趣味は分からねぇな」
「分かんなくても良いよーだ」
さっきからの会話で分かるだろうけど、望は寮の同室者で、俺の素とか趣味を知ってる人
同室者だしね、いつかはバレるって思ってたら入室初日でバレたんだよねwwwww
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