峠道 Racing 0話「prologue」

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紅羽「おやっさーん。ちょっといいですかー?」 オーナー「ん?なんか欲しい車でもあったか?」 紅羽「いや…このレビン…」 オーナー「AE92のGT-Zだな…もう何年前の車だ…?」 紅羽「いくらですか?このキューニー。」 オーナー「う~ん…だいたい、こんくらいでどうかな?」 オーナーはそんな高い価格を提示したわけではなかった。でも…あいつに迷惑かかっちゃったらなぁ… ま、いっか! 紅羽「この車、俺買います!」 オーナー「ついに決めたか!よし、なら…」 という感じでいろいろと書類やらを書いて… オーナー「終わりっと。後は公認なりサーキット行くなりしておくといいよ。」 紅羽「はい!」 そして、その2週間後のことであった。          峠道 Racing prologue 堀田「ん…?後ろから一台来るな。横にでもよけとくか…」 新堂「にしても珍しいよな…ここを走ってるのもかなり減ったよなー」 大沢「なー。俺らももう引退…かな。」 新堂「なぁ、それより後ろの車、車種なんだ?」 堀田「なんだろ、俺のR33スカラインについてくるなんてな…ひょっとするとS15シルビアあたりか?」 大沢「いや違う、なんだあれは…!!」 新堂「…AE92だ…89年式の前期型レビンだ。真っ白のAE92レビン…」 大沢「AE92レビン…何だっけそれ…」 堀田「まぁいいじゃないか。ともかく横の駐車スポットによけるぞ。」 そして、その1週間後から物語は始まる。
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