峠道 Racing 0話「prologue」

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小池「お前俺のS13をクラッシュさせようとしたじゃないか。俺はもうやらん」 紅羽「先輩…昔そんなことが…」 荻野「紅羽、やめときな。あんまし昔のことは言うもんじゃない」 紅羽「はい…」 小池「とにかくだ、俺はもうバトルはしない。帰ってくれ。」 南田「そうか。ならそこのキューニーの子、ちょっとバトルでもしようよ。」 小池「ダメだ!お前が昔何を俺らにやったと…」 紅羽「いいですよ。ダウンヒルにします?それともヒルクライム?」 夏目「やめとけ紅羽。そいつとやってもロクなことないぞ。」 紅羽「いいですよ別に。暇つぶしとこの車の戦闘力を最大限引き出す数少ないチャンスですから」 小池「いやダメだ。いくらなんでもこいつは…」 紅羽「俺は自分で俺がどうするかを決めます。だからバトル、受けます。」 小池「しゃーない、南田、絶対俺の時みたいなことするなよ!」 南田「はいはい。わかってるって。」 頂上のPAから箱根に峠に入りそのまま車を並べた。 箱根山頂上よりバトルを行うということを麓の管理事務所に連絡し、バトルの許可が下りた。 箱根は数年前にとある大企業が買い取り安全対策を十分に施したうえでサーキットとして今も残っている。 夏目「カウントはじめます。いきなり5!」         「4」         「3」         「2」         「1」 夏目「GO!!!!!!!!!!!」
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