Chapter.2  日常が変化しました!?

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「あっ、いい匂い。もしかして今、朝御飯食べてたのかな?」 「そうだよ……」 美紗さんをリビングに通した俺は、椅子に座って中断していた朝食を再開した。 しかし箸を持ったのはいいが、美紗さんがじーっとこちらを見つめてきていて、全然食欲が湧かない。 「……あの、美紗さん?」 「何?」 「そんなに見られると、かなり食いづらいんですけど?」 「あ、ごめん。ちょっと優真の作った料理に興味があったから」 「……食べたいか?」 「いいの?」 俺が無言で頷くと、美紗さんは「やった」と嬉しそうに破顔した。 なんだか子供みたいだけど、実際は俺より年上なんだよなぁ……。 「はい、どうぞ」 「ありがとう」 彼女は俺に対面するように椅子に座ると、俺は野菜スープを差し出した。
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