Chapter.1  ストーカーされてます!?

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「んっ……」 再び触れる彼女の唇は、唾液で濡れていて柔らかかった。 ……って、俺はなに溺れてるんだ! あまりの心地好さに我を忘れそうになり、俺は慌てて唇を離そうとする。 だがしかし、美紗さんが急に俺の首に腕を回してきた。 「ン、あむ……っ」 「んんっ……!?」 再び彼女の生暖かな舌が、唾液と共に口内に侵入してくる。 驚いて離れようとしても、がっちりと強くホールドされているためそれも叶わない。 時間にして一分かそれ以上か、彼女は唇と腕を離してニコッと微笑んだ。 「ふふっ。またね、優真」 その表情はとても可愛らしく、俺は彼女が玄関から去るまで呆然とその場に立ち尽くしていた。 「……これ、絶対に夢だよな?」 急な展開に付いていけず、俺はそんな独り言を呟くのであった。 To be continued...
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