Chapter.2  日常が変化しました!?

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俺は訳の分からない状況に直面していた。 「み、美紗さん……?ど、どうしたんだよ……?」 簡単に確認しよう。 ここは俺の部屋です。 普通に一人でベッドに寝ました。 目を覚ましました。 美紗さんが馬乗りになっていました。 以上、回想終了。 「……『どうしたんだよ』?随分な挨拶だね、優真。彼女がこうして来てやったのに……」 何故か焦点の合っていない瞳で、俺を見つめてくる美紗さん。 心の内側を抉るような視線に、背筋が凍り付く。 「それはそうと……優真。今日、女の子と話してたよね?」 「はっ?いや、そんなの記憶に――」 「嘘をついたって無駄だよ?だって君から、あの女の匂いがするもの」 俺の言葉を遮り、怒りに満ちたその顔を近付けてくる美紗さん。 だが、俺には本当に記憶にない。
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