Chapter.2  日常が変化しました!?

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その気遣いは普通に嬉しいが、まずは疑問を解決しなければならない。 俺は冷や汗を流し、問いかけた。 「な、なんでここに……?」 「愛する彼氏を迎えに」 笑顔でそんなことを言う美紗さん。 くっ……やっぱり可愛いな。 「……どうして俺がこの学校に通ってると分かったんだ?」 「優子に聞いた」 予想通りだよ、ちくしょう! あのクソ姉には一回説教をしてやらねばと思っていると、美紗さんは俺の腕をぎゅっと組んできた。 「さっ、放課後デートと洒落込もう♪」 「いや、あのさ……」 「嫌とは言わせない」 「うっ……」 何か言おうとする前に、ぴしゃりと冷たい声で遮られてしまった。 逆らえば、おそらくカッターだろう。
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