第一話

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「こんにちは……」 さて、面接に来た養二君ですが、緊張しているようですねぇ…… さぁ、目の前にいるのは店長の夕顔瀬啓史(ユウガオセヒロフミ)さん…… 養二くんは見事面接を潜り抜けることができるのでしょ……「朝顔君だったよね?ロッカールームに直行して。採用だから」 「は、はい!」 ……あっさり合格ですか……この店長、実に面白……「言わせねぇよ!」 いや早いよ養二くん、下ネタ挟んでないからまだそのセリフは……「ダメだから!何躊躇いもなくガリ●オパクろうとして、俺に●が家パクらせようとしてんだ!」 本当に、ごめんねごめん……「いい加減にしろ!またお笑い芸人かよ!お笑い大好きすぎるだろ!」 オレは今から怒るぜッ!!みたいな? 「まさかの最新ネタかよっ!」 まだだ……まだ終わらん……「いいから終われッ!」 ぶったな!?父さんにもぶたれたことない……「ぶってねぇ!」 嘘だッ! 「嘘じゃねぇよ!って、ちゃっかりパクんな!」 仕方ないですね……んじゃ、しばらく黙ってますので……天の声、休憩入りまーす。 「休憩あんの!?」 「はーい。お疲れさん」 「店長まで!?何なんだよこの店はあぁぁッ!」
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