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ある初夏の深夜、私は疲れた体を休めようとシャワーを浴びていた。
「はあー、疲れたー
明日も早いし早く寝よ」
キュッ
シャワーを止め脱衣所へ向かう。
体を拭きパジャマに着替えた私は、歯を磨こうと洗面台の前に立ち鏡を見た。
この時、小さな黒い影が視界の端に映ったが、特に気にも留めず、歯ブラシを取り出し歯を磨きはじめた。
歯磨きが終わり、髪を乾かそうとドライヤーを手に取り再び鏡を見た。
すると、そこには先程よりも大きな黒い影が………
なんだろうと思い後をふりかえる。
しかし、黒い影は見当たらない。
疲れているせいで幻覚でも見えたのだと思い、鏡の方へ向き直るとそこには………
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