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その頃町では、黒いスーツ姿の男達が行き交う人々にとある人物について尋ねていた。
「まだ、姫野は見つからないのか!!!」
「叔父様、早く探さなければ・・・・・・もしかして・・・・誰かに・・・・・・・・・アァァァァ姫野どこにいったんだぁぁ~お兄さんは心配だぁぁ~」
リムジンの中で威圧感のある30前後の男と7歳くらいの少年がそれぞれに怒っていた。
そして、男が我慢出来ずにリムジンから降りようとした時、黒いスーツを来た男Aが走ってきた。
「旦那様!!姫野お嬢様らしき人物を見かけた人がおり、話を聞いてまいりました。」
「すぐに話せ!!!内容は?」
「はい!!お嬢様らしき人物が泣いていた時にお嬢様に声をかけていた男の子がおりましてその男の子と一緒に行動していたそうです。その男の子なのですが・・・・・・・どうやら“花百合園”という孤児院に住んでいる子どもらしいのですが・・・・・すぐにそこに向かいますか?」
「当たり前だ!!早くだせ!!」
「はっ!!!」
男は怒りながら男Aに命令をし、少年らしき人物の方は落ち込んでいた。そして、二人を乗せた車は“花百合”へ向かっていった。
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