つよきす

プロローグ

レオslde

??？「レオ、ロードワークに行くぞ！
着替えてこい」

下から従姉の声が聞こえる。

レオ「はぁーい」

俺はその声に応えて着替えて外に出た。

レオ「それで乙女さん、今日はどこまで走るの？」

乙女「今日は軽めに流そう。

市内を10周だ！」

そんなの

レオ「全然軽くないよ!?」
絶対嫌だ。

レオ「ふぅ…ふぅ…」

乙女「だらしがないぞ、もうへばったのか？」

乙女さんを口説き落として市内を3周にしてもらったがやはりきつい。

レオ「あれ？」
乙女「ん？
どうしたレオ？」

家の隣…カニとは逆方向に引っ越しのトラックが来てる。

レオ「誰か引っ越して来るの？」

俺の問いに乙女さんは

乙女「ああ、確か大河さんみたいだぞ。」

大河…
懐かしいな、中学校で一年間だけ一緒のクラスで良くフカヒレやスバルと5人で遊んだっけ？

タイガー…元気かな？

乙女「ん？
どうしたレオ、何か良いことでもあったか？」

レオ「ううん。
そんなこと無いよ。」

ヤバいヤバい。
どうも顔に出やすいらしい。
これからは気をつけよう。