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姫乃は眞子から熱々のお茶をもらうと一気飲みした。
「よくそんなに一気飲みして喉を火傷しないよな。」
「慣れよ慣れ。それより1時間目は何?」
「坂下先生の国語だぜ。」
「あぁ~あの先生の。」
「みなさん時間ですよ。早く席についてください。」
国語教師、坂下香澄。独自の勉強方法で身に着けた知識で生徒に授業をしている。その指導方法は生徒にも評判である。
「今日は太宰治著、「走れメロス」の授業をします。」
「走れエロス?」
「走れメロスよ。あんたどんな変態なのよ。」
「変態じゃないぜ・・・。」
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