奴隷少女とぶち壊し少年

モイラ

『お前、名前は？』

男性が出ていって数分の沈黙を破ったのは少年だった

『あ…セルヴァ＝シェパリアと申します』

少年は一言ふーんと呟くと自分の名前を告げた

『俺はグワスタフェステ＝ナイト＝ティーン』

少女は長い…と思いながらもよろしくお願いいたしますと頭をさげた

『じゃあ早速だけどシェパ』

今さっき会ったばかりの少年に名前を呼ばれ少女(これからはシェパリアと記する)はふぁい,となんとも間抜けな声をあげた

『さっきバロウに取られたゲーム取り返してきてくんね？』

バロウ…シェパリアを案内した男性の事だ

『わ…わかりました』

シェパリアはそそくさと部屋から出ていき遠くに見える男性を発見した

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