全てのはじまり

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あれはいつのことだろうか。 私が中学3年生頃だった気がする。 高校2年生の2つ上の兄が同級生を亀岡の自宅に連れてきた。 その少年のことは以後Hと記すことにしよう。 Hは高校生にして霊能者、気功師として仕事をしていた。それから次第にうちに頻繁に出入りするようになる。 私の父は陶芸家、兄は当時は学生で現在は気功師。母は主婦である。 少しだけ珍しくはあるがごく普通の家庭である。 単刀直入に起こったことを言ってしまおう。 Hがうちに訪れる機会が増えてしばらくした頃。 彼は【 神懸かり 】をした。 どうゆうことかというと違う人格になり話をした。神様として。 Hから人格を変えて話す神様はあらゆることを話した。 どんな質問にも答えた。宇宙のこと、悟りのこと、様々な質問の答えをもっていた。 その内容は2004年10月12日に初めて正式に記録され、その後テープに録音していくことになる。
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