抱き枕

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美春side ファミレスにて 「はぁ…どっかで良いバイトないかなぁ~」 「ないない!!直ぐに手を上げるアンタを雇う所なんてないよっ!!」 「ひど~い…遊里…私は好きで手を上げてる訳じゃないよ!!セクハラする奴がわるいのよっ!!」 「しょうがないじゃん…アンタ可愛いだから…」 私、木下 美春…今年の春で高校生になったばかり。 今私に悪態付いてるのは小学校からの腐れ縁の板原 遊里  性格はサバサバして女からも男からも好かれるタイプの芯の強い女の子。 そんな私は昨日で4件目のバイト先を首になって…今遊里に話していたとこだった。 「はぁ………時給の良いバイトだったんだけどなぁ…」 「諦めて…バイトなんかより、高校ライフを満喫すれば?」 「嫌…お金貯めて…語学留学するんだから!」 その為にはお金を貯めないと!! 「まぁ…頑張れ…」 「うん!頑張るよっ」 話し込んでると既に外は真っ暗で8時を回っていた。 私と遊里はファミレスで別れた。
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