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二人side
黒髪少女を追いかけ…声をかけた
「オイ…そこのガギンチョ…」
俺の声に黒髪少女はゆっくりと振り返った
そして俺を見て固まる…。
振り返ると見知らぬ男が立っていた
黒いスーツに紺のネクタイ、髪はオールバックでグラサン
どこから見ても…普通じゃない男が私に声をかけてきた…
(私…「ヤ」の付く人に何か借りてたっけ??)
「何かようですか?」
冷静にそう答えた
「あぁ、君…バイト探してるんだろ…良いバイトあるんだが…やってみないか…。」
俺は周りクドいことは嫌いだ…だから単刀直入で黒髪少女に話した
怪訝そうな顔で俺を見つめる
「怪しいものじゃない…」
って充分に怪しいか…俺はスーツのポケットから財布を取り出し名刺を渡した
黒髪少女はそれを受け取るとマジマジと名刺を見つめた
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