あ、空白の10年間は気にしないでね☆キラッ

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sideレイリ 「はぁ……」 あ、皆さんおはようございます。 私はレイリ・サンダロードと申します。 私が何故庭で溜め息をしているのかと申しますと、実は私には兄が居るみたいなんです。 今日の朝、起きてみると何故かあの夜の記憶がありました。 あの夜の記憶は無くなっていたから、私はどうかしたのだろうか、と思っていました。 しかし、あの夜の事はあに様──いや。お兄様が記憶を封印しただからなのです。 つまり、今頃お母さんやお父さんも戸惑ってる所でしょう。 それで……うるさそうだったので、静かな庭で散歩をしながら溜め息をついていた、というわけです。 「なぁ。そこの嬢ちゃん」 「っ!?」 いきなり、後ろから声をかけられたので、私はビックリして飛び退いてしまった。 するとそこには黒いローブで全身を隠した男が立っていました。 「あ、貴方は誰ですか!?」 「俺か? 俺はだな……此処の客だ」 「嘘をつかないで」 こういう手の人はすぐに嘘をつくのが定石ですからね。 しかし、何故でしょう……。 侵入者(?)がorz←こんな風になっていた。 落ち込んでるのでしょうか? それは気の毒に……。 「と、とにかく!侵入者は出ていってください」 「それはできないな」 「な、何故ですか?」 「俺は……と──いや。レオン・サンダロードに会いに来たんだ」 私のお父さんに何か用でもあるのでしょうか……? しかし── 「──ここを通す訳にはいかないですね」 「へ? 何で?」 本当にわからないと言った雰囲気を出してますね……。 「どうせ、お父さんの命を狙う輩なのでしょう?」 「だからちg「問答無用!! 覚悟!!」えぇぇぇぇ!!」 相手は凄く驚いてる用ですが容赦はしません!! side out
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