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そして、幻想郷には、不思議な力を持った人間が五人いる。 一人は、先ほど紹介した博霊麗夢。
二人目は、霧雨魔理沙。彼女は魔法使いだ。
三人目は、十六夜咲夜。時間をとめる事が出来る力の彼女は吸血鬼の住む館でメイドとして働いている。
四人目は、東風早苗。彼女は、人間から神に上がった人だ。
五人目は、藤原妹紅。彼女は不老不死だが一応人間。
そして、今六人目の人間が幻想郷にやってきた。
彼は、『青山桐谷』。家族に捨てられ、金も無く生きる希望をなくして気付いたら、幻想郷にいた。
そして、人生も尽きようとしていた。
「お~、美味しそうな人間。食べていいのか~?」
幻想郷の人食い妖怪『ルーミア』に出会っていた。
「いや、食べられたら困るかな……」
後ずさりする桐谷。ルーミアは笑顔で近づいてくる。
「そ~なのか~」
と言いつつ口をあけて噛み付こうとしている。
桐谷の運命は……!?
第一章終了
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