異世界に飛ばされました

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  「つまりはお前様の好みで決めていると?」 「ザッツオールライト!!!」 ・・・頭が痛くなってきた。本当に大丈夫なのか? 「私がついてますから、大丈夫ですよ!」 天真爛漫というか、自信過剰というか。 「私は神ですからね!」 「・・・はぁ。俺は何をすればいいんだ?えっと・・・」 まだ名前を聞いてなかった。 「アネス=ギルモット=レディカース・・・アネット、とでもお呼び下さい」 なっがい名前も略せば四文字か。あだ名ってすげぇな。 「改めてよろしく、アネット」 「はい、よろしくお願いしますですよ紀さん!」 名前は聞けた。後は何をするかだ。 「ここから起点に戻って少し歩けば街がありますんでまずは依頼でも請けましょう」 「ああ、そうだな」 いつの間にか森の中に戻っていた俺は、ふわふわ飛んでいるアネットを引き連れて街があるという方向に向かって進むのだった。 「◯うけんのしょですね?・・・何時か消えますよ?」ボソッ 「あの効果音は一生聴きたくない」 こうして脇役一人と一柱の旅が始まったのです。 です。だってお!(爆)
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