学園生活だそうで。

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  「プロバスアは世界有数の結界を誇っていますから、大人であれば、殆んどの人が微力ながらも結界魔法を使うことが出来るのです」 実際に手のひらに四角い枠を造り出した受付嬢と魔法に少し感動した俺がいた。 「・・・こう、か?」 そして造った。不恰好だが平面の結界のようなものを造ることができた。 「へぇ、一度見ただけで中々に上手いですね。あ、はいこれに魔力を流してください」 魔力を、流す。そんな簡単なこと、俺が出来ないわけ・・・ 「流し方シラネ」 「そうですね・・・手からドロッとする感じで」 「ドロッ」ドロッ うわぁぁあああ!!?測定器がドロッとなったぁぁあああ!!? 「・・・」 受付嬢はこおりに包まれている。 「なんでもなおし(物理)ぃぃいいいい!!!」 肩を全力で揺する。すると目に光が戻った。 「と、とりあえず測定器の残骸を見てみましょう・・・」 赤、茶、黒、白、灰、あと形容し難い色の数々。 「ええっと、火、土、闇、光、創造、あと時間、空間に新属性、ですか・・・基本が火と土・・・」 最後に何か言っていたみたいだが、よぅわからんかった。
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