学園生活だそうで。

8/47
前へ
/700ページ
次へ
  二人から聞いた転生者というものをザックリと説明していこう。 転生者とは、この世界に繋がっている何処かの世界で死んだ中で、特別何かに長けた人を神が蘇らせて、別の世界に送る、という各世界の技術、力を均等にするための措置らしい。 魔帝は、中でも特別な転生者で、精神力が長けた転生者らしい。 この世界にある呪術、言の葉の類いが一切効かないらしく、それらの使用者に数倍にして返すことができるらしい。 「先ほどの紀さんの違和感はそれです。彼、または彼女は、言の葉の一種である『命令』を行ったようです」 なるほどな。確かに何かに引っ張られる感覚があったが、そういうことか。 「・・・また、言の葉や呪術は、行使した正体を知られると力が急激に衰えますが、それでも魔帝の力はその程度ではないはずです」 「話中失礼するが、本来の魔帝は言の葉や呪術などに頼ったりはしていない。確か、拳闘士、と言っていたか」 ちょ、なにそのF◯? 「ソードマ○タートマトとも言っていた」 えっ 「なぁ、アネット。魔帝って地球の人だろもう」 「いえ、もしかしたら別の世界にもあるかもしれませんよ?F◯とかギャ◯漫画日和とかも」 「その発想はなかった」 「いやでもあるかもしれな「shutup!」サーヴァント風情が、私に指図するというのか「粋がるなよ、雑種」PA☆KAが!PA☆KAが!「おまっ(^ω^#)」」 五分ほど茶番が続きますので、少々お待ちください。 「ZZz・・・ZZz・・・」 「もう帰っていいかな・・・」 「ほら王様困ってるよアネットさん!」 「何おぅ!?元はと言えば・・・あ」 今さら気付いたか、この惰神め! 「・・・元はと言えば、紀さんが悪いんですよ!」 「おまっ(^ω^#)もう一段階堕とすぞゴルァ!」 右手に俺の固有属性、堕を灯す。 「今日の私は、阿修羅さえも凌駕する男だぁっつい!」 グラ公さんのセリフはそれほど軽くないぞ。
/700ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6846人が本棚に入れています
本棚に追加