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「おっ、来たか、白帝」
「アルヴァンか。よう」
変身を解く。
「なんだ、幼女ではないのか・・・」
!?
「誰だ、今俺のこと幼女だと思ってたやつ」
「俺だ」
青髪の男が前に出る。
「お前なんでそう思ったし」
「世の中に有り得ないことなどないからだ」キリッ
ダメだこいつ、はやく何とかしないと・・・
他にも、個性があるやつばっかな匂いがするんだが。顔を晒しているのが三人。たった今、デス◯ートの餌食になったのだ・・・
書かないけども。
ええっと、顔を晒しているのは、ちっちゃい長金髪ツインテールと、アルヴァン、そしてジジイ。
「フォッフォッフォ。最近の若者は元気がいいのぅ」
「おい土帝、だったらあんたの名前寄越せよ」
黒髪赤目のガキがジジイに吐き捨てるように言った。
「よせ、呪帝。そんな雑魚の名前より、俺の名前を奪うんだ、さぁ!」
「きもっ。寄んじゃねぇクソ馬鹿が!」
「魔帝ってなんか言いにくいよね。だから抱き付く」
「おい氷帝、くっつくなら絶対零度の状態でくっつくな。霜焼けしてしまうだろう」
「あ、ごめんなさい」
「説明が追いつかねぇ。なんとかしてくれ」
何人いるんだ、ったく・・・
「あ、わかりました」
緑のローブを着た青年が了承した。
「いいのか?」
「お構い無く。そんなことより紹介します。解説役のようです風帝です。まず、あなたに話し掛けてきたのはわかってはいると思いますが雷帝、あそこのお爺さんが土帝、黒髪赤目の彼が呪帝、上半身が裸の人が創帝、創帝の近くで彼に罵声を浴びせているのが闇帝、一番背の低い方が氷帝、氷帝にくっつかれているのが魔帝、幼女を愛している紳士が嵐帝です。あ、これで全員ではありませんよ?他にも、炎帝、水帝、聖帝、光帝、破帝、天帝がいます。まだまだいますが、ご紹介した方々がこの国で特に強い帝です。白帝さんが、これらに名を連ねられるか楽しみです」
「解説乙」
マシンガントークってこんな感じなんだな。
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