学園生活だそうで。

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  「あー、暇になったな。じゃあ開始だけ言うぞ・・・開始」 「おおぉぉぉぉ!!」 王がいきなり懐に飛び込んできた。 「創作魔法、《迷いの森》」 魔法を展開。こういう展開があると思って創作魔法とその魔法陣を書いておいたのさ!俺頭いいー(笑) 「これは、方向が判らなくなる精神系の魔法か。ならば、辺り一面焦土と為せ!《クロスバーン》!」 範囲攻撃型の火の海は、迷いの森(王の間)にいる全てを燃やし尽くした。 「ふぅ・・・やったか」 「それ、フラグだからぁぁああああ!!」 迷いの森を解除し、他に繋ぐ。 「《大・棘》(ダイ・ソーン)!!」 いつまでも変わらない、ただひとつの・・・ 「スイコミ!スイコミ!スイコミ!スイコミ!スイコミ!スイコミ!」 バトル◯ップ多用。 螺旋状に渦巻く、漆黒の茨の棘を刺す。 こいつなら・・・!! sideend 魔帝side 「なるほどな」 「どうしたの?」 腕を組んで白帝もとい、霧谷を分析中だったが、たった今分析が終わった。 それを、氷帝、ミリア=アイスフィールドに報告しておく。俺の正体を知る、光帝ともう一人だからな。 「やつはバーサク王よりも現時点で強いかもしれん」 「確かに白帝の方が押してるように見えるけど」 「バーサク王のやつ、本気を出さずに楽しんでやがる」 今の王は仏頂面だが、本気ならば狂喜するからな。 「・・・それ、どういうこと?」 「そういうことだ。まぁ後は見ておけ。すぐにわかる」 そう言って、俺は解析しきれない未知の魔力を検索していくのだった。 sideend
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