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翌日、なんとか魔法学校に行こうと思ったら、気付いてしまった。
「おいアネット、お前どうすんの?」
「何をですか紀さ・・・あ」
本人も気付いてなかった模様。
「・・・ふっふっふ、良いこと思い付きましたよ。私は使い魔扱いにすればいいんですよ!」
「一応神種なんだし、大丈夫、なのか?」
「大丈夫ですよ!たぶん☆」
ケラケラと笑うアネット。本当に大丈夫なんだろうな?
「あ、はい。わかりました。では使い魔は三体持ちと」
通ったーー!?
「ニャー」
「・・・」
只今、お子さま学校長と、礼儀正しそうな教員、そして魔帝、もとい傘是とそれに引っ付いてるミリア、という人、そしてアネット、俺、テルトの総勢六人と一匹がせっまい部屋にいる。
「・・・なぁ、傘是」
「・・・何だ、霧谷」
隣にいた傘是に未だに渡されていないブツをもらいたい。
「制服」
「ああ、今作ってやる」
創造魔法で創ることができるのは、見たことがあるもの、イメージできたもののみ。俺はまだ使いこなせていないために、毎日見ている傘是に創ってもらうことにしたのだ。まぁ無◯の剣製みたいなものだ。
「よし、できた。これでも着てろ」
「アリラトー(ありがとう)」
一応礼を言っておく。
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