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「ニャー」
「・・・」
お子さま学校長がテルトを凝視しているのが一番気になるのだが。
「テルト、服着るから一回降りて」
テルトが肩から飛び降りたので、私服の上に着る。
「おい吾妻、出てきてくれ」
「jud.いかがしましたか?」
いきなり出てきた自立人形みたいなふつくしい女性。吾妻さんか。ミリアの視線が死線になっている気がするが、気にしない。
「学校長のお守りよろしく」
「jud.」
なんだろうな、◯姫の翡◯に似ている気もしなくない。
「あ、吾妻!あの猫触りたい」
「ニャー」
指差した先には、やはりテルトが。
「テルト、自己判断だ」
「ニャー」
ソファに移動してくるまった。それが君の答えか、テルト。
「・・・です。わかりました?」
ん?
「なるほど、わからん。ちょっと紀さん、助けてくださいよー」
世情に疎いと思われるアネットがヘルプしてくる。
「自分の無知を呪え。あと俺聞いてなかったから」
「担任涙目w」
「あー、アネット、この学校、シリアスフラグしか立たないから、気を付けろ」
「なん・・・だと・・・?」
シリアスフラグか・・・死亡フラグの方がまだましだな。聞き慣れてるし。
<俺のサーヴァントは最強なんだ!だからきっともう一度やり直せるよ!
「おじさん・・・ww」
「おい、心を読むなアネット」
全く、油断も隙もない。
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