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「要約すると、今から教室に連れていきます、ということです」
「嘘だいwwなんか歴史語り出してたもんこの人wwwwww」
変人が居るところには、変人が集まると・・・
「俺はまた一つ、成長し「あ、でも紀さんも変人枠に入ってますよ?」ちょっとお前表出ろ」
アネットの襟首を掴んで引き摺って部屋の外に出ようとしたが、担任に遮られた。
「連れていきますから!じっとしててください!」
「・・・それもまた一考」
「ニャー」
現在のこの部屋の状況=カオス。
・・
俺たちは傘是に連れられて教室に着いた。・・・あの先生方向音痴すぎだろ。
「す、すみません傘是くん・・・」
「大丈夫だ。まぁ隣町に来たときはビビったが」
それについては激しく同意する。
「知り合いには一定時間でランダムにワープするやつもいるからまだ範囲内だ」
どうせそのワープ、わざとじゃないんだろ?
「是非とも紹介してほしいな」
「まぁそのうち出てくるだろ。不老不死だし主人公補正ついてるから」
つまりチート存在か。やっぱ会いたくない。そういうの大体俺にとっては疫病神なんだもの。
「こちらアネットwwなんかすごい人はけーんww」
「ついでに俺よりも強いんだよなー・・・しかもくそイケメンだし。死ねばいいのに」
だが不老不死だ、しかも主人公補正付き。
「あ、そうだ。新しい勇者が召喚されたんだが、それってお前か?なんか脇役臭するけど」
「そんな臭いあってたまるか。ついでに勇者は多分俺のダチだ。アネットも会ってるけど」
保身が多すぎてカズと凛のことすっかり忘れてたな。
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