6846人が本棚に入れています
本棚に追加
「で、その御一行が、ここにそろそろ来るんだと。まぁ特に変なことも起きねぇだろうが、身を引き締めておけ」
決め顔の傘是。だが、そこについて何かを思うのではなかった。
「・・・騒動フラグ?」
「・・・・・・・・・やwwっwwちwwまwwっwwたwwwww」
笑いながら頭を抱える、という奇妙な行動をやってのけている傘是。もう名前をトーリに変えちまえよ。
「最近地雷踏んでないと思って油断したらこれだよ全く・・・」
ガラララ
傘是がミリアをおぶさりながら教室に入っていった。続いて先生も入っていく。よし、次は俺の出番か。
教室に入ると、一人だけ制服を着てないやつがいた。そう、男にとっては恐怖の青いツナギを着た---
「うほっ!イイ男!」
阿部さんである。
「うぉぉおおおお!!」
「これが、一目惚れというやつか」
「ヤらないか?」
「ヘアッ!?」
「俺はリア充たちを破壊しつくつだけだぁ↑」
「もうだめだ・・・お仕舞いだ・・・」
アネットもいるため、男子が叫喜している。誰だ、ブロッコリーと野菜王子連れてきたの。
「では自己紹介として、名前と属性、量、得意なことを。よろしくお願いします」
促されたため、一歩前に出る。騒がれんの嫌だし、適当に言っておくか。
「霧谷紀です。属性は、火と光と闇。魔力の量は70万くらい。得意なことは、無視することです。どうぞよろしく」
まぁこんなものかな。みんなドン引きしてるけども。あ、よく見ればシャルロ・・・アリアスもいるじゃんか。
「あ、紀さん、これ持っててください」
「ん?おぅ」
渡されたのは、本?こんなキャラではないはずだが。
最初のコメントを投稿しよう!