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教室から出ると、やはり白い髪のために注目された。めんどくせぇから教室に戻った。
「おい霧谷、お前一人で何してんだ?」
「傘是か。白い髪は注目されるらしい」
「それ染めたのか?アルビノってわけじゃ無さそうだしな」
オブラートに包んでいこうか。
「魔法使ったら反動でこうなった。ついでに◯ヴァリス」
「ちょwww剛力徹破とかできんすかwwww」
「出来ん。あとお前拳闘士って聞いたんだけど?お前の方が出来んじゃ・・・」
「バレた、だと?」
「もうお前帰れよ」
二人でコントをしていると、赤い髪の馬鹿っぽそうなのが来た。
「よぉ!お前は確かキリタニ、だったか?俺は「バカ」だ!・・・違うからな?「バカ」だからな?・・・うがー!!」
「「「「「うるさいこのバカが」」」」」
「えー」←俺
これがいじめ、か。ゆとりが生んだ恐怖のストレス解消、且つ教室という社会で形成された底辺を作為的に造り上げるといういとも容易く行われるえげつない行為!!
「あなたはstupid、であると」
「すとぅぴ?そうじゃねぇの?」
「・・・understand.」
地球の人にしかわからないはず。
「ちょwwwさすがに空気的に肯定はまずいだろwwwwやっぱこいつバカだwwwwww」
傘是のいう通り、かな?だめだ、こいつはやくなんとかしないとレベル。
「ほら、次確か魔法の授業でしょ。行こう冥」
「あ、僕も行くよ?」
「!?・・・僕っ娘、だと?」
思わず振り返ってしまった。まさかリアルで会えるとはな。薄い黄色のミリア程に小さい女子がこちらを見上げている。
「僕、ライナって言うの。姓はないけどね」
「よろしく、ライナ。それはそうと、傘是もう行ってるぞ」
「なぬっ!?」ダッ
ライナは走っていった。と同じにアリアスが来た。
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