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「ああ、リア充か。向原が魔法陣見えないからって教えようとしたんだが」
「ふっ、非リアが・・・まぁいいだろう。俺が脳から送っとくから、そっちの人修羅をなんとかしておけ」
向原には傘是が教えるらしいので、大丈夫だろう。
眼に光が戻ったアリアスとアネットと一緒に飯を食った。弁当?創造した。バレないように鞄の中でアネットと二人分。
「ふぅん、じゃあアリアスもあの寮で生活してんのか」
「えぇ、そうですよ?雷帝も近くにいますし」
「なるほどな。で、他国に亡命した帝との戦争、なんだっけ?大丈夫なの?」
帝の勝手な行動で民の命を削るというなら俺は黙っていないが。
「こちらは帝だけで対応する様子ですよ?あちらはまだわかりませんが」
「先にそいつら反逆罪で取っ捕まえて処刑、とかは?」
可能性があるなら1%でも潰そう。
「実力差はありますけど・・・数が多いんです。人数的にこちらの三倍はあると思います」
「リストアップしてさえくれれば俺の手ではい、どーんすることもできるけど」
「え、そんなことできるわけ「おい霧谷、あれはやめておけ」あ、傘是くん」
傘是が珍しく何も連れずにこちらに来ていた。左目にある眼帯が威圧感を醸し出しており、唯一ある右目も飢えた獣のようにギラギラしていた。
「あれを使ったら俺の出番が無くなるだろうが」
「でもさ、俺的には闘争じゃなくて虐殺に近いものがあるんだけど」
「お前にとってのこれがどうであろうと俺には関係ねぇ」
御最もである。
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