~プロローグ~

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「これは?」 私はクリスに聞き返した 「これは『クレイドル』と配線されており、プレイヤーが頭に装着した際に脳に特殊な電磁波を流すような設計をされています・・・この特殊な電磁波を調節し、プレイヤーを仮想空間に転送するのです」 クリスは淡々と説明してきた 聞いたところ、この『クレイドル』はかなり高性能な設計になっているな 「それで?仮想空間に転送するだけじゃあゲームはできないだろ」 「えっと・・・それは・・・」 クリスはその資料のページに書いていなかったのか、資料をペラペラとめくり始める
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