23人が本棚に入れています
本棚に追加
/230ページ
「私もその会議に出席するぞ」
「・・・えっ!!!!!」
クリスは驚いてしまったせいか、手に持った資料を落としてしまった
まぁ驚くのも無理はない
私はすべての会社の社長としてほかの会社と友好関係を結んだり、たまに自分の会社を訪問して社員の士気を上げるなど、その会社の内容事態に干渉はしていなかった
しかし、その社長が直接会議に出席するのだからすごく珍しいことだろう
クリスは慌てて落とした資料を拾っている
「会議がどこでやっているか分かるか?」
「お、恐らく28階の大会議室かと・・・」
「資料はあとでもいい・・・いくぞ!」
「あっ!ちょっ!社長!!」
私は資料を拾っているクリスを素通りし、急いでエレベーターへと向かう
今、ものすごく『面白い』ことが起きそうなのに待ってなどいられるか!
この感覚・・・からだの奥底から込み上げてくるような感覚
早く・・・早く味わいたい!!
さぁ・・・始めようか
「死の・・・ゲームをな」
最初のコメントを投稿しよう!