~プロローグ~

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「私もその会議に出席するぞ」 「・・・えっ!!!!!」 クリスは驚いてしまったせいか、手に持った資料を落としてしまった まぁ驚くのも無理はない 私はすべての会社の社長としてほかの会社と友好関係を結んだり、たまに自分の会社を訪問して社員の士気を上げるなど、その会社の内容事態に干渉はしていなかった しかし、その社長が直接会議に出席するのだからすごく珍しいことだろう クリスは慌てて落とした資料を拾っている 「会議がどこでやっているか分かるか?」 「お、恐らく28階の大会議室かと・・・」 「資料はあとでもいい・・・いくぞ!」 「あっ!ちょっ!社長!!」 私は資料を拾っているクリスを素通りし、急いでエレベーターへと向かう 今、ものすごく『面白い』ことが起きそうなのに待ってなどいられるか! この感覚・・・からだの奥底から込み上げてくるような感覚 早く・・・早く味わいたい!! さぁ・・・始めようか 「死の・・・ゲームをな」
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