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………肌寒さを感じて気が付くと、空は東の方がうっすらと明るくなって…
正に夜明けまえ…
清浄な風が頬を掠める。
ふと、隣を見るといつの間にかあの少女は姿を消していました。
後ろの建物は、まだまだ宴たけなわなのか、賑やかなまま…
私はそぉっと、そのドアを開けました。
入口には、受付の人がいて、番号の紙を渡すとご馳走の一杯乗ったテーブルに案内してくれました。
見渡すと、すぐに夕方まで一緒にいた女の子逹が気づいて、そばに来てくれました。
「このフルーツすごぉく美味しいよ」
「このお肉も香ばしくて、やみつきになっちゃう」
いろいろ、食べ物や飲み物を勧めてくれるのですが、何故かお腹が空いてない私は、結局、なにも喉を通りませんでした。
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