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扉の向こうは、山道でした。
人々はその山道を登り出す。
その波に飲まれながら…見渡すと…何故かみんなの体が発光しているに気づきました。
それに…その瞳は…どう見ても空で…まるで操られているかのよう…
でも、何故かどこからか小さな泣き声も聞こえました。
ふと右手に暖かい体温を感じてみると、あのお母さんを探していた 女の子が、私を見上げてにっこり笑いました。
そして…気が付くと、半べそをかいている女の子が左手に…
なんだか嫌な予感がしました…
山道の横には川が流れてました。
私は何故か、躊躇なく両手に繋がれた小さな手と共にその川に身を投じていました………
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