人生は光陰矢の如し

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『人生は旅のようだ』という言葉は雰囲気では正しそうだが、実際はまったく違う。 通常の旅には往路があって復路がある。しかし、人生には目的地もなければ、帰ってくる場所もない。 落ち着いて考えてみれば、どこからどう見ても人生は旅などではない。 しかしながら人生とは何か?と聞かれたら 『人生は鬼の顔を忘れた鬼ごっこのようなものだ』とでも答えようと思う。 今のところ確証はないけれど………。 九康人の独白
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