人生は光陰矢の如し

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僕こと九康人は御門龍弥とはまた違った意味で有名人だった。 一年生の頃に僕はいじめを受けていた。 理由はいじめを働いていた本人からは聞いていないからわからないけどとにかくいじめられていた。 内容としては下駄箱から靴が消えていたり、 机がなかったり、 教科書に落書きされたりなど高校生らしからぬ幼稚な内容だった。 普通なら先生に相談するとか、相手に対して怒るとかが一般的なのだが、僕はそうはしなかった。 下駄箱から靴がなければ、靴無しで一日過ごし、 机がなければ、机がない状態で授業に挑み、 教科書に落書きされたら、めんどうではあるが丸暗記という方法に出た。
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