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雫「だって今日、花火大会あるじゃん？」
玲「そうなの？」
雫「はぁーあ、港の方で上げるらしいから窓から見えると思ったのにー」
玲「この雨ではいたしかたあるまい」
雫「よし、てるてる坊主作ろう！」
そんなわけでてるてる坊主を作ることになった
まさか高３にもなっててるてる坊主を作るとは
夢にも思わなんだ
雫「てるてる坊主ーてる坊主ー今すぐ天気にしておくれ～」
玲「今すぐかよ」
雫「じゃあ今晩」
玲「あんまりアテにならないけどな」
そしてそのてるてる坊主はなんなんだ？
額に肉と書いてあり、何だか凄い形相で
こっちを睨んでいる
しかもそれが5体ほど……
雫「よし、首つるぞー！」
玲「病室で物騒なこと言うな！」
雫「まあまあ、てるてる坊主だし」
玲「確かにてるてる坊主だけども」
そんなこんなで計10体ものてるてる坊主を吊し上げた
ゴォォオオオオオオ！！
ピカッ
ドドーン！！
きゃー！
玲「…………さっきより酷くなってね？」
雫「…………うん」
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