7月20日 終業式

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凛「結局、1学期は来なかったね」 こいつはクラスメイトの 宮野 凛、高校に入ってから仲良くなった数少ない女子の友達だ。 玲「ああ、もう夏休みになっちまったな」 翔「よし、今から見舞いに行くか!」 こいつもクラスメイトの城山 翔、一言で表すならバカだ。 玲「おー、行こうか」 凛「うん!行こう行こう!」 俺達は高校3年生。 誰の見舞いに行くか話してたかと言うと 俺の幼馴染みの雨宮 雫の見舞いだ。 雫は小さい頃から病弱で入退院を繰り返していた。 高3の1学期が始まる前に体調が悪化し、入院していた。 俺は週1くらいでプリントを持っていったり勉強を教えたりしていたので、今さら見舞いに行かずとも元気なのはわかっていた。
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