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雫母「おまたせ!これお願いね!あとこれでジュースでも飲んで」
玲「え、そんな悪いですよ」
雫母「いいからいいから、あの子の分も買ってあげてね」
玲「そういうことでしたら、ありがとうございます」
雫母「いいえー、いってらっしゃい」
玲「はい、いってきます」
再び病院に向けて歩きだした。
着く前に一言雫にメールを打っておこう。
歩きながら空を眺める。
日は沈みかけ、雲や空を茜色に染め上げている。
時々、耳に触れる風鈴の音がひどく心地よかった。
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