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「ここはいつもこうなのよ。あなたが今日配属になった新人さんね。まずは足を閉じなさい。」
ついがに股になってじだんだをふんでいたら、女の人に声をかけられた。
綺麗な緑色の長い髪…前髪ぱっつんでヤマトナデシコって感じ!
あれ?よく見たら私と同じ服を着ているわ。もしかして先輩!?
『は、はいっ!私N,Yからやってまいりましたパトリッk』
「パト子でいいわよね。とりあえずそこに座って。」
自己紹介の途中なんですけど…(泣)
なんやかんやで30分経過。
『そんなあー!ここって日本の大都市じゃなかったんですかあー!?うあー!騙された!これじゃ留学っていうより国際左遷じゃないですかあー!』
「うちの署長はすぐ話を大きくするから…御愁傷様。」
よくよく聞いたら、ここは日本のトチギ県という所で、一応関東圏ではあるものの"ド田舎"に分類される小さな町だそうだ。
『…それで…一応聞きますけど、私はどんな仕事をすればいいんですか?』
「見てわからない?マスコットキャラクターよ。ただここにいるだけ。」
『ええー!?』
この服着るときになんとなく予想はしていたけど!
『あんまりDOー!!!』
「あら、そんなに悪いもんじゃないわよ。この格好でいれば大体の変態は捕まえられるわ。」
そういう問題!?警官が犯罪を助長してどうする!!
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