3人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
八雲は一也の眼差しが忘れられなかった…
その日以来、八雲はカルマに、和也が眠った後、何度も通った。
その度に手厚くもてなされ、八雲はすっかり、カルマから抜け出せなくなっていた。
そんなおり、一也からこんなことを言われた。
一也「八雲様…八雲様はなぜ、和也様なのですか?
私なら貴方をもっともっと幸せにできるのに…」
八雲の胸にその言葉は突き刺さった。…
そして今日は、八雲は国事により、出張をしていた八雲宅には和也一人が残っていた。
トントン
和也「はい?…どちらさ…」
一也「…」
一也は入ってくるなりいきなり和也を突飛ばした。
最初のコメントを投稿しよう!